初めてクレジットカードを持つ人に、解説・申込・お得で便利な使い方を説明しています

初めてのクレジットカード

初めてのクレジットカード

クレジットカードの組み合わせ

クレジットカードは組み合わせて持つのが良いでしょう。
●国際ブランドを組み合わせる
クレジットカードには5つの国際ブランドがあります。このうちJCB VISA MasterCard はそれぞれ1枚ずつ抑えておくべきです。1つのお店で必ずすべての国際ブランドカードが使えるとは限りません。「ウチはJCBしか使えないよ」といった場面もあります。その時VISAしか持っていなかったらクレジット払いができません。そんな事がないようにJCB・VISA・MasterCardの3つの国際ブランドカードを持っておけば、国内・海外・インターネットを問わず、ほぼ網羅できます。

●ゴールドカードと一般カードを組み合わせる
お金があるなら、JCB・VISA・MasterCardのゴールドカードを持っていればいいのですが、それぞれ年会費が1万円かかると合計3万円以上年会費がかかります。どれか1枚をゴールドカードにして、その他は一般カードにするのが良いでしょう。
「全部一般カードでもいいんじゃない?」と疑問に思うでしょう。もちろんそれでも構いません。しかしゴールドカードには一般カードにはない特典があります。
1.利用限度額が高い
2.保険サービスが充実している
3.空港ラウンジが利用できたり、ゴールドデスクなど一般カードユーザーとは別に対応してくれる。特に海外に行って何かあった時に「日本語対応」してくれるのは助かります

年会費無料の一般カードは、クレジット決済ができる事とポイントサービスを主目的としている事が多く、旅行傷害保険やショッピング保険等の保険サービス(紛失・盗難などによる不正利用補償を除く)を省略しているものがほとんどです。「無料で何でもついてくる」というオイシイ話はありません。サービスを受けるには対価を支払う事を十分理解しましょう。

●カード発行会社を組み合わせる
カード発行会社が国際ブランドであるJCB・VISA・MasterCardからライセンスを受けてクレジットカードを発行しています(JCBは自社発行もしています)。カード発行会社で有名なのは「三井住友カード」「三菱UFJニコス」「クレディセゾン」などがあります。これらの発行会社が「三井住友VISAカード」という形でクレジットカードを発行しています。
さて、カード発行会社を組み合わせるとは何でしょうか。クレジットカードは決済(支払い)の他に様々なサービスを提供していますが、この内容がカード発行会社によって異なります。「クレディセゾン」はJCB・VISA・MasterCardの3つの国際ブランドで発行していますが、それぞれについてくるサービスに変わりはありません。よって、「セゾンVISA・MasterCard・JCB」と作るのではなく、「三井住友VISA」「ニコスMasterCard」「セゾンJCB」と組み合わせれば、3社からそれぞれのサービスを受けることができます。
また「利用限度額と保険」について見ると、1社で3種類の国際ブランドカードを持っていても、カードごとの利用限度額設定ではなく、会員1個人が使える利用限度額となっている事が多いです。また保険についても、そのうちの1番高い保険金しか受け取ることができません。これを3社にわけるとそれぞれから利用限度額を設定され、それぞれから保険金を受け取ることが可能になります。