初めてクレジットカードを持つ人に、解説・申込・お得で便利な使い方を説明しています

初めてのクレジットカード

初めてのクレジットカード

国際ブランド

クレジットカードには5大国際ブランドというものがあります。
VISA MasterCard JCB American Express DinersClub
これらのロゴは1度は目にした事があるでしょう。クレジットカードにはこれらのロゴが描かれており、お店の入り口などにはこのロゴが貼られています。つまり、「このロゴが入ったクレジットカードをうちで使えますよ」という目印なのです。しかも日本国内に限らず、海外やインターネットショップでもこのロゴがあれば、クレジットカードで決済する事ができるのです。JCBは日本、それ以外はアメリカが本部になります。

VISA、MasterCardは自らでカードを発行するのではなく、各国の金融機関やカード会社にライセンスを発行し、カード会員獲得や加盟店開拓もライセンスを受けた会社が行うことになっています。
JCB、AmericanExperss、DinersClubは自らカードを発行し、さらにライセンス発行も行うという形態をとっています。
こうして、世界各国の企業と連携してクレジットカードを使える場面を増やしていくのです。

VISA、MasterCard、JCBは一般向け、AmericanExpress、DinersClubは富裕層向けというのが一般的な見方です。一番大きなグループはVISAですが、アメリカではVISA、ヨーロッパではMasterCard、日本ではJCBがそれぞれ強いといった地域差があります。逆に言えば、VISA、MasterCard、JCBのカードを1枚ずつ持っていれば、どんな場面でもほぼ100%クレジットカードを使えるという事にもなります。クレジットカード選びの際は参考にして下さい。

国内ブランド

国際ブランドがあるなら、もちろん国内ブランドというのもあります。
DCCARD UCCARD NICOS SAISON AEON
国際ブランドを導入する以前からクレジットカードはありました。つまり日本国内専用という事です。当時は日本のカード会社が独自ブランドで加盟店開拓を行っていたため、このお店は「DCカード」が使えるお店、このお店は「NICOSカード」が使えるお店といったようになっていました。もちろん「JCBカード」も以前は国内ブランドでした。
しかし現在は、「DC VISAカード」や「UC MasterCard」といった形でほぼすべてのカード会社が国際ブランドカードを発行しており、この国内ブランドは単純に日本国内におけるカード発行会社を表わすロゴになっています。日本のカード会社の中でJCBだけは国際展開を始めたため、国内ブランドから国際ブランドに格上げといったところでしょうか。
よって、クレジットカードを使う時には、カード発行会社を見るというよりは、どの国際ブランドカードなのかが重要になっています。日本国内での利用においてはJCB、VISA、MasterCardの差はほとんどありません。